CCDD’s diary

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囓る①

なるほどわかりやすいゾ!

Yale University Press から出てる Nigel Warburton 著の A Little History of Philosophy

今までチンプンカンプンだったものの謎が解け出したゾ‼︎

人に問い続け議論し続けたソクラテス、若干身嗜みに注意って感じはあるが…。西洋的クリティカルシンキングの祖の様なものなのね。そして師の言葉を書きつけたプラトンね。で、そのまた生徒のアリストテレスは机上の空論には興味がなく、身を持って体験したがりで、調査と理由付けが得意で、学問にも造詣が深く、大学や図書館の基礎も作っちゃって、幸福は長いスパンで得られるもの、徳を積め、中道を行け、人と交れ、よい社会を作れと考えた。物を落とした時の速度については間違っちゃったけどねエヘ笑 それはガリレオが後に証明しちゃうからねー。

で、懐疑主義ピュロン。誰も何事もわかってないのさー、って。常に心開けよ、没頭するな、がっかりすんな、五感を信じるな。けど彼の友達は皆非懐疑主義で、命の危険に晒されそうになる彼を助けた。崖っぷち歩いてても、未曾有の嵐の航海でも動じず。ってゆっか無関心⁇ すげー。確かにある意味レジェンド‼︎ インドでインスパイアされたらしい。内面の静寂。

砂の上に家が建っているやも知れぬ、物事を当然のことと受けとめるなと。対局にあるのがドグマティズムで、自分は真理を理解していると考えるもの。哲学者はソイツを問う。