CCDD’s diary

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つくつく法師

寒蟬とも書くらしい

夏の終わりを告げるとな

八丈島はこのコたちの楽園らしい

温泉と八丈富士と牧場と地熱発電所、民族博物館、あるんだよね。

行きの船は外海の波が高くて酔っ払っちゃったから、ジャングルの中のミニゴルフとか夕方からになっちゃったけど。帰りは飛行機でなんとかセーフ。

ツクツクに似たような小笠原蝉に至ってはグリーンアノールに喰われちゃうらしい

かわいいなりして怖いのね小トカゲくん🦎

あの鳴き方聴いてて想い出した叔母の話。

子供の頃、日本昔話みたいに語ってくれた。

昔々、お吉と十次郎という仲のよい姉弟がいました。ある夏の終わり、クヌギの木の下を歩いていると、上の方から、つくつくおよし、つくつくおよし、と高らかに叫ぶ者が。姉の名前を呼び捨てとは不届き者っと怒った十次郎、やおら刀を取り出し、音の発生源となる虫の元へ。だが虫は歯牙にもかけず、ますます声高におよしおよし、と鳴きまくる。ますます怒った十次郎、顔を紅らめ、虫を捕獲しようと手を伸ばしたその瞬間。

じゅうじろーーーーぅ、と叫び残し、十次郎になにやら水っぽいもの引っ掛けて、ざぁっと飛びたってしまったそうな。

天晴れなセミであったー‼︎

たぶん最後のとこは、ウィヨース、ウィヨース、ウィヨース、ジーーーーーー‼︎

語り口調に聞き入った笑

叔母に教わった歌には

夢に見た王子様 白い馬に乗って
宮殿の森を抜け 迎えにきたの

うれしさと驚きに 胸がいっぱいなの
急がなきゃ遅れるわ おしゃれしなくちゃ

あ~ぁ15の時の 夢だったけど
今も私は待ってる 誰か素敵な人

夢に見た王子様 白い馬に乗って
美しく逞しく そして優しく 

なんと原曲は France Gall の Un Prince Charmant 1965年だって‼︎

夢見るシャンソン人形の歌手。

で、訳詞が安井かずみ

道理でプリティおしゃれんぼなわけだ。