前者はネズミ科 英名 Porcupine
ズーラシアで二頭でドドドドって並走?いや早歩きしてた昔
あまりの迫力にあっけにとられた
後者はモグラ科 英名 Hedgehog
ちっこい方 愛らしい よく海外の絵本に登場
「いったい ぼくは どこへ ながされていくのだろう?」
とおくの むらから うたごえや バラライカのおとが きこえてきます。
はりねずみは すっかり ぬれて、水に、しずんでしまいそうです。
だれかが、はりねずみの あしに さわりました。
「きみは だれですか? どうしたのですか?」と、ひくいこえで だれかが ききました。
「ぼく、はりねずみ、川に おっこちたの」
「では せなかに おのりなさい」
せなかは ぬらぬらして、すべりそうでした。
きしに つくと はりねずみは 大きなこえで おれいを いいました。
「どうも ありがとう!」
「どういたしまして」
だれかは すぐに 水に もぐって、みえなくなりました。
はりねずみは やっと、こぐまのいえに たどりつきました。
「いったい どこにいたの? なんども よんだのに! おゆを わかして、ずっと まっていたんだよ。ほら あの木で、えーっと…」
「ねずの木」
「そうそう、ねずの木で 火をおこして… きみが いなかったら、だれと 星を かぞえるのさ? ところで のいちごは? あまくて きれいな のいちご…」
こぐまは ひとりで、いつまでも しゃべりつづけました。
はりねずみは、こぐまの おしゃべりを ききながら、こぐまくんと いっしょは いいなと おもいました。
それから、しろいうまのことを かんがえました。
「しろうまさん きりのなかで どうしているかな…」
きりのなかのはりねずみ 抜粋
A Hedgehog Lost In A Fog
by Yury Norshteyn, Sergey Kozlov
illustrated by Francheska Yarbusova
Japanese text: Hiroko Kojima
冒険譚と友情、かな
グリム童話のねずの木の話または柏槇の話(びゃくしんのはなし)、Von dem Machandelboom は恐ろしすぎるけどね。実母と継母の攻防に子供が巻き込まれる、みたいな…
「ぼくのかあさん、僕を殺した、僕の父さん、僕を食べた、僕の妹、マルリンヒェン、僕の骨を全部集め、絹のハンカチに包み、ビャクシンの木の下に置いた、キーウィット、キーウィット、僕はなんてきれいな鳥だ」