近所に住む幼馴染みのお母さんは
大島出身で
よく鏡台の前で
椿油を髪にたっぷりとつけ
つやつやの黒髪、梳いていたな
妙に色っぽかったな
もひとりの幼馴染みのお母さんは
大柄で華やかな着物を着て
どうやら水商売やってたらしく
香水のよい香りがした
旦那さんに突き飛ばされたりしてたとこに遭遇して恐怖で震えあがった
当時あの子が抱えてた消しゴムとかの万引き癖、おそらく夫婦仲とか複雑な家庭環境が所以
あとひとり、よく遊んだ大きな家の子は
創造的な遊びのできる子で
いろんな鳥とか飼っていて
お父さんがよく外国から土産を買ってきて
初めてアスパラの缶詰食べて美味しかったこと、覚えてる
意地の悪いおばあさんがいて
そのおばあさんは結局ボケちゃったけど…。
あと後に体育大学行った活発な子のお家は窓際の廊下が長くて
よく駆けっこしたこと覚えてる