2020-04-18 今更ながら太宰さん 「やわらかな景色ねえ。」 とお母さまは、もの憂そうにおっしゃった。 「空気のせいかしら。陽の光が、まるで東京と違うじゃないの。光線が絹ごしされているみたい。」 斜陽より 素敵なフレーズ 人間は恋と革命のために生まれてきたのだ おお❣️ 没落貴族の晩年って感じの話だが たおやかで愛らしくてデカダンな「お母さま」の描写が好きすぎる 家は庶民だったけど 母が似たような感じで 泣けてきます