レオ様 美しすぎる頃
ランボーの残酷美。
舞台の岡田将生も透き通るようで。
今やお腹ポンポコリンのレオ殿だが
What’s Eating Gilbert Grape? では
給水塔に登っちゃう手のかかる純粋少年を見事に演じ。この eat は蝕むって意味だからね。主人公の閉塞状態を表してんの。田舎での長男としての縛り。障がいある弟の世話。鯨みたいな母の面倒とか年上との情事で発散とか。そう!ジョニー・デップの繊細さがたまらないよ。一本の筋で結末そして旅立ちにつながる。
カリスマ Depp 様
スリーピーホロウの伝統ヨーロッパ感やショコラのルンペン感、シークレットウィンドウやスイニートッドの狂気も卓越してるけど。キャラ感出まくり子供が夢中になるのはやっぱチョコレートファクトリーとパイレーツ。
ディカプリオに話を戻すと … 。
たしかにタイタニックでは一斉を風靡してるけど Marvin’s Room や バスケットボール ダイアリーズでは斜にかまえる少年の役がまたぴたりとはまっていて
何よりRomeo & Juliet
アロハをさりげなく着こなし友とわるふざけ 心傾き恋に落ち、シェークスピアの言語で詩を独白
まさに溜め息
クレア・デーンズもまだホームランドみたいな凄絶さなどなく清冽で。
水層越しに見つめ合う
ラスト わかっていても
ジュリエットの胸の中で
息絶える姿に泪